[ニュース]2014.9.2
袴田さんにパネルを贈呈
お見舞いに訪れた新田会長と
 今年3月、静岡地裁の再審開始決定で47年間に渡る拘束から開放された元プロボクサーの袴田巌さんに、今年5月19日の「ボクシングの日」イベントで行われたWBC名誉チャンピオンベルト贈呈式時の写真パネルが日本プロボクシング協会とボクシングモバイルより贈られた。
 現在、袴田さんは肺炎を患い静岡県浜松市内の病院に入院しているが、1日に袴田巌支援委員会の新田渉世会長がお見舞いに訪れ、袴田さんに直接パネルを手渡した。
写真パネル
 パネルを見た袴田さんは、初めは「これは俺の顔じゃない」などと頑なに拒んでいたが、その後はロードワークの大切さなど新田会長とボクシングに関する話題で盛り上がり、パネルと一緒に記念撮影をする頃には、まんざらでもなさそうな表情を浮かべていた。
 袴田さんの症状について姉の秀子さんは、「持病の糖尿病の影響で少し体調を崩しただけで、検査入院みたいなもの。今回いろいろな検査をした事で逆に身体検査が出来て良かった」と話し、顔色もよくなり回復に向かっているとのことだ。