[海外ニュース]2014.8.25
ロマチェンコの初防衛戦
ワシル•ロマチェンコ
 6月に史上最速タイのプロ3戦目で戴冠を果たしたWBO世界フェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(26=ウクライナ)の初防衛戦が11月23日(米国時間22日)、中国特別行政区マカオで1位のチョンラタン・ピリャピニョ(29=タイ)を相手に行われることが正式決定した。25日、トップランク社のボブ・アラム・プロモーターが発表したもの。
ワシル•ロマチェンコ
ロマチェンコは防衛戦に関して「強い相手と戦っていきたい。ランキングの15位から順にオファーを出すのではなく、1位から順に声をかけていく」と強気の発言をしていた。その意味ではWBO1位のチョンラタンは希望どおりの挑戦者ということになりそうだ。 戦績はロマチェンコが3戦2勝(1KO)1敗、2度目の世界挑戦となるチョンラタンは53戦52勝(33KO)1敗。  また、アラム・プロモーターは同じ日に五輪連覇の実績を持つゾウ・シミン(中国)が世界前哨戦に臨むことも発表した。相手はWBO世界フライ級5位にランクされるクワンピチット・ワンソンゴーチャイジム(タイ ※別名クワンチャイ・13リエン・エクスプレス)。勝者が来年2月にWBO世界フライ級王座に挑むことになるという。戦績はWBO7位のゾウが5戦全勝(1KO)、32歳のクワンピチットが29戦27勝(12KO)2分。また、WBA世界スーパーフェザー級暫定王者ブライアン・バスケス(コスタリカ)対ディエゴ・マグダレノ(米)のタイトルマッチも予定されているが、正式発表は来週になるという。