[試合後談話]2014.8.18
期待の新鋭
福本祥馬(八王子中屋)
 後楽園ホールで18日、「真闘拳クリーンファイト」が行われ、アンダーカードでは、この日メインのリングに上がった、沼田康司(真闘)のスパーリングパートナーも務めた、アマ5冠の福本祥馬(八王子中屋)が登場した。
 当初、元日本ミドル級王者の佐々木左之介(ワタナベ)との対戦を予定してしたが、佐々木が棄権。急遽、ペッチダム・マノプチャイジム(タイ)との対戦となった。
 試合開始早々、ジャブでプレスをかけた福本。最初のダウンを奪うのに1分を要しなかった。立ち上がったペッチダムだが、早くも戦意喪失。アマ5冠の鳴り物入りでB級デビューを果たした福本は、すかさずロープに追い込むと最後はアッパーを加えた連打で倒し、10カウントを聞かせた。
もう少しやりたかった
 「もう少しやりたかったですね」と話す福本は今回、対戦相手が変更したことに関して「モチベーションも変わらなかった。佐々木戦に向けてディフェンスを強化していたし、左肩を昨年怪我したので、左を強化してきました」と1ラウンドKO勝利にやや消化不良を訴えた。
 今後に関して「上位ランカーと戦って、ランキングを上げたいですね」とようやく笑顔を見せるとシャワー室に向かった。

 試合1ヶ月前になって対戦相手が変更となったが、それにも動じずKO勝利を収めた福本には、上位ランカーとの対戦に期待したい。