ロペスは過去に2階級制覇を成し遂げているが、最近の8戦は4KO勝ち4KO負けと厳しい状況に追い込まれている。スーパーフェザー級に上げて臨んだ7月12日のフランシスコ・バルガス(メキシコ)戦では、痛烈なダウンを喫して3回終了TKO負けしたばかりだ。一時は引退も噂されたが、急転直下、フェザー級に戻して暫定王座への挑戦ということになった。一方のクェジャルは13年8月に暫定王座を獲得し、今年5月には元WBA世界スーパーバンタム級王者リコ・ラモス(米)を判定で退けて初防衛を果たしている。これが2度目の防衛戦となる。「ロペスに勝ったあとはアブネル・マレス(メキシコ/米)と戦いたい」と早くも先を見据えているクェジャルは25戦24勝(18KO)1敗、ロペスが38戦34勝(31KO)4敗。サウスポー同士の対戦となる。