[前日計量]2014.8.9
高山、ロドリゲスともパス
ロドリゲスと高山
 高山勝成(31=仲里)対フランシスコ・ロドリゲス(21=メキシコ)のミニマム級の世界王座統一戦は9日(日本時間10日)、メキシコの モントレーで行われる。その前日計量が8日に現地で行われ、IBF王者の高山、WBO王者のロドリゲスとも無事に計量をパスした。
ロドリゲスに日本の半被を贈った
 計量は屋外で行われたため、両王者とも強い日差しを避けるためにキャップをかぶって秤に載った。その結果、高山、ロドリゲスともミニマム級リミットちょうどの105ポンド(約47.6キロ)でパスした。ふたりはカメラマンの要求に応じて顔を突き合わせたり背中合わせになったりポーズをとったが、身長158センチの高山よりもロドリゲスの方が5~7センチほど大きそうだった。戦績は高山が34戦27勝(10KO)6敗1無効試合、ロドリゲスは16戦14勝(10KO)2敗。オッズは11対4で地元のロドリゲスが有利と出ている。高山の勝利には2倍の配当がついている。
地元メディアの取材を受ける高山
 なお、アンダーカードには来日経験もある元世界スーパーフライ級王者トマス・ロハス(メキシコ)も出場を予定している。相手は元世界ランカーのイルビン・ベリー(パナマ)。計量はともに127ポンド(約57.6キロ)だった。
トマス・ロハスも計量クリア