和毅は7月12日に米国ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで指名挑戦者プンルアン・ソーシンユー(タイ)に7回KO勝ち、2度目の防衛を果たしたばかり。しかし、WBOはすぐさま暫定王者との団体内統一戦を強制している。7月末時点では両陣営の交渉はまとまっていない模様だ。当初、入札は8月4日に予定されていたが、4日延期されて8月8日に組まれている。入札参加者が提示する両者の合計報酬額は10万ドル(約1020万円)以上と設定されている。和毅は30戦全勝(19KO)、6月に暫定王座を獲得したエルナンデスは40戦28勝(15KO)10敗2分。昨年9月に後楽園ホールで下田昭文(帝拳)に10回判定負けを喫しているが、その後は3連勝(1KO)と復調している。