西日本ボクシング協会加盟のグリーンツダジム名誉会長で同ジムの創設者である津田博明氏(享年62歳)が5日午前4時45分、肺炎のため死去した。
　グリーンツダジムでは過去にタレントで成功を収めた赤井英和、元WBC世界ミニマム級・WBA世界Lフライ級の2階級を制覇した井岡弘樹、元WBA世界Lフライ級王者の山口圭司らを輩出。津田名誉会長は、一代で名門ジムにした関西を代表する会長だった。9年前に脳内出血で倒れてからは車イスの生活を送り、一作年の3月に再び倒れてからは意識不明の入院生活が続いていた。
　大阪市内の仏現寺で行われた通夜には赤井氏、井岡氏をはじめ、現WBA世界ミニマム級暫定王者の高山勝成、前WBC世界Sフライ級王者の徳山昌守らが弔問に訪れ、最後の別れを告げていた。
　告別式は6日15時から同寺で行われる。