[海外ニュース]2014.6.24
IBFのM級挑戦者決定戦
 IBF世界ミドル級6位のカーチス・スティーブンス(29=米)と、7位にランクされる世界王者ハッサン・ヌダム・ヌジカム(30=カメルーン/仏)が9月20日、米国コネチカット州マシャンタケットで対戦することになった。この試合はIBF世界ミドル級王者サム・ソリマン(豪)に対する指名挑戦者決定戦として挙行される見とおしだ。
 ソリマンは5月31日にフェリックス・シュトルム(独)に判定勝ちを収めて40歳にして初の戴冠を果たした。IBFはその指名挑戦決定戦として3位のマーティン・マレー(英)、4位のシュトルム、5位のデビッド・レミュー(カナダ)に声をかけたが、3人とも「NO」の返事だったため、スティーブンスとヌジカムに権利が回ってきた。
 スティーブンスは31戦27勝(20KO)4敗。昨年11月にはゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)の持つWBA王座に挑んで8回終了TKO負けを喫したが、今年に入って2連続KO勝ちを収めている。ヌジカムは12年10月にピーター・クィリン(米)に6度のダウンを喫して判定負け、WBOを失ったが、その後は3連勝とこちらも復調している。31戦30勝(18KO)1敗。