[試合結果]2014.6.22
WBAのミニマム級戦
 WBA世界ミニマム級王者ヘッキー・バドラー(26=南ア)は21日(日本時間22日)、モナコのモンテカルロでピグミー・ゴーキャットジム(32=タイ)を相手に2度目の防衛戦に臨んだ。
○ヘッキー・バドラー(南ア)
 8回1分6秒KO
●ピグミー・ゴーキャットジム(タイ)

 バドラーは4回に軽いダウンを奪い、7回にはボディブローでダウンを追加して圧倒的優位に立った。続く8回、バドラーは再びピグミーのボディを攻め、さらにダウンを追加。今度はラウル・カイズ・ジュニアのカウントが進んでも挑戦者は立ち上がれなかった。暫定王座獲得試合を含め世界戦3連続KO勝ちのバドラーは27戦26勝(8KO)1敗。ピグミーは61戦52勝(23KO)7敗2分。
 同じイベントで行われたWBA世界クルーザー級暫定王座決定戦では、7位のユーリ・カレンガ(コンゴ民主共和国/仏)が6位のマテウス・マステルナク(ポーランド)に12回判定勝ちを収めている。採点は116対112、115対113で二者がカレンガ、もうひとりは115対113でマステルナクと割れた。カレンガは21戦20勝(13KO)1敗。マステルナクは34戦32勝(23KO)2敗。
 また、同じくアンダーカードには元WBA世界ミドル級王者マーティン・マレー(英)も出場、世界ランカーのマックス・ブルサック(ウクライナ)に大差の12回判定勝ちを収めた。119対109(二者)、117対112の判定をものにしたマレーは30戦28勝(12KO)1敗1分。2月に行われたジャーロッド・フレッチャー(豪)とのWBA王座挑戦者決定戦に続く敗北となったブルサックは33戦29勝(12KO)3敗1分。