[海外ニュース]2014.6.9
決戦後――コット
ミゲール・コット
 元世界3階級制覇王者ミゲール・コット(33=プエルトリコ)は7日(日本時間8日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)でセルヒオ・マルチネス(39=亜)の持つWBC世界ミドル級王座に挑んだ。
※マルチネス対コットは16日(月)夜9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」で放送予定。
ミゲール・コット
 コットは合計4度のダウンを奪う圧勝でプエルトリコ初の4階級制覇を成し遂げ、同時に昨年11月にローマン・マルチネス(プエルトリコ)がWBO世界スーパーフェザー級王座を失って以来続いていた同国の世界王者不在を7ヵ月でストップした。試合直後、「強いパンチが当たったので、その勢いのまま攻めていった」と冷静に試合を振り返ったコットは、急いで帰国の途についた。プエルトリコの主都サンファン近郊のルイス・ムニョス・マリン国際空港に到着した新WBC世界ミドル級王者は「誰にも知られずに帰宅してゆっくり寝たい」とメディアに話したという。
 そんなコットの今後に関して、近い関係にあるトップランク社のボブ・アラム・プロモーターは「次は12月6日か13日にニューヨークかラスベガスで戦うことになるだろう。相手はメキシカンが有力」と明かしている。