[海外ニュース]2013.11.13
挑戦者決定戦は1.1万ドル
 このほどIBFは、スーパーウェルター級8位のコーネリアス・バンドレイジ(40=米)と15位のジョーイ・エルナンデス(29=米)による挑戦者決定戦の興行権入札を行った。その結果、バンドレイジと契約を交わしているゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)がイベントの開催権を落札した。
 入札にはGBPだけが参加、落札金額はわずか1万1000ドル(約110万円)だった。これをバンドレイジとエルナンデスで分けることになる。IBFのスーパーウェルター級王座は今年2月までバンドレイジが持っていたが、イシェ・スミス(米)に移動。そのスミスも9月の初防衛戦で敗れ、現在はカルロス・モリナ(米)が保持している。この階級にはフロイド・メイウェザー(米)がいるが、9月のサウル・アルバレス(メキシコ)との試合では60億円以上をゲット。アルバレスも約12億円の報酬を得ている。挑戦者決定戦とはいえ、今回のバンドレイジとエルナンデスの報酬はふたり合わせて110万円……。ボクシングの世界も格差社会といえる。