ゾウは4月6日、エレアサール・バレンスエラ(メキシコ)に4R判定勝ちを収めてプロ初陣を飾った。契約を交わしたトップランク社は初戦で30万ドル(約3000万円)の報酬を用意したと伝えられる。第2戦の相手はヘスス・オルテガ(メキシコ)というメキシコ人選手で、戦績は4戦3勝(2KO)1敗。試合はフライ級6回戦として行われる予定だ。ゾウの報酬は50万ドル(約5000万円)と報じられている。
　この日は世界戦も2試合組まれている。IBFフェザー級王者エフゲニー・グラドビッチ(露)対マウリシオ・ムニョス(亜)、WBA&WBOフライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)対ミラン・メリンド(比)の2カード。ともに統括団体の1位を相手にする指名試合だ。戦績はグラドビッチが16戦全勝(8KO) 、西岡利晃(帝拳)に挑戦したこともあるムニョスは29戦26勝(12KO) 3敗。エストラーダは26戦24勝(18KO)2敗。メリンドは29戦全勝(12KO)。 両王者はこれが初防衛戦となる。