[海外ニュース]2013.5.1
ソリマンに出場停止処分
 ドイツ・ボクシング連盟(GBF)は4月29日、IBF世界ミドル級1位のサム・ソリマン(豪)に対し9カ月の出場停止処分を下した。2月1日に行われたフェリックス・シュトルム(独)との試合後に禁止薬物が検出されたため。試合結果もソリマンの12回判定勝ちからノー・コンテスト(無効試合)に変更された。
 ソリマン対シュトルムはIBFの指名挑戦者決定戦としてドイツのデュッセルドルフで行われ、ソリマンが判定勝ちを収めていた。しかし、試合後のドーピング検査でソリマンのAサンプル尿から禁止薬物が検出され問題になっていた。GBFは試合結果を無効試合に変更し、ソリマンには9カ月のサスペンドを言い渡した。現在、ソリマンはIBF1位にランクされているが、今後の動きが注目される。