ロンドン五輪組のなかでもベルデホは極めて早くプロに転向し、すでに5戦全勝(4KO)を記録している。プエルトリコの最大手PRベストボクシング・プロモーションズが推している19歳のホープだ。4月13日にはノニト・ドネア(比/米)対ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)の前座で鮮やかな1RKO勝ちを収め、ファンや関係者の賞賛を浴びたばかり。次戦では10戦4勝5敗1分のコーベン・ペイジ(米)を相手に初の6回戦に臨む。
　五輪2大会連覇のゾウ・シミン(中国)が4月6日にプロデビューを果たし、バンタム級金のルーク・キャンベル(英)とミドル級金の村田諒太(三迫)もプロ転向が決定。ミドル級銅メダリストのアンソニー・オゴゴ(英)も27日に英国でプロデビュー戦を迎える。五輪組の今後に要注目だ。