アグベコは11年にアブネル・マレス(メキシコ/米)に連敗後、リングから遠ざかっていた。この日が15カ月ぶりの実戦だった。比較的スローなスタートをきったアグベコだが、徐々に地力の差をみせて引き離して行った。決して楽な試合ではなかったが、採点は117対111、119対111、117対113の3対0だった。空位のIBOバンタム級王座を獲得したアグベコは33歳。戦績は33戦29勝(22KO)4敗。前戦で20歳のKOキング、フリオ・セハ(メキシコ)に6回TKO負けを喫しているメレンデスは44戦34勝(25KO)9敗1分。