[海外ニュース]2013.2.18
ブローナーの野望
ブローナーの野望は?
 「リッキー・バーンズ?俺と戦うつもりがあるのかないのか、早いところハッキリした方がいいよ。こっちはいつまでも待つつもりはないんだから」――16日(日本時間17日)に米国ニュージャージー州アトランティックシティで元世界王者ギャビン・リース(英)の挑戦を一蹴したばかりのWBC世界ライト級王者エイドリアン・ブローナー(米)が、早くも次の目標を掲げた。
 ブローナーはリース戦後、メディアに近い将来に進むべき方向性について話した。「バーンズ(WBO王者=3月16日にIBF王者ミゲール・バスケスと統一戦を予定)が俺と戦いたいと言っているが、それなら早くした方がいい」26戦全勝(22KO)の23歳は5月4日にラスベガスで次戦を予定しているが、相手は未定となっている。ここにバーンズ戦が入る可能性があるが、バスケスが勝った場合はどう動くか分からない。その後に関してブローナーは階級を上げてスーパーライト級でダニー・ガルシア(米=WBA&WBC王者)、ブランドン・リオス(米)、アミール・カーン(英)らと戦う意思があると公言している。体重と条件が合えばファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)との対戦も視野に入っているという。「ライト級で誰も俺と戦いたがらないのならスーパーライト級でヤツらと戦うまでさ」しばらくはブローナーの動向から目が離せない。