[試合結果]2013.2.5
チョンラタンが再起
 フェザー級の世界ランカー、チョンラタン・ピリャピニョ(タイ)が2月1日、タイのパランクラタイでアリエフ・ブラデール(インドネシア)に4回終了TKO勝ちを収めた。チョンラタンは昨年11月、クリス・ジョン(インドネシア)の持つWBA世界フェザー級“スーパー王座”に挑んで判定負けを喫して以来の再起を飾った。
 両者は1年前にも対戦しており、そのときもチョンラタンが4回TKO勝ちを収めている。再戦はブラデールが積極的に攻めて出たが、チョンラタンは余裕をもって対応。そのうえで3回から攻勢に転じた。左右のアッパーを突き上げて好機をつくり、4回には右アッパーでインドネシア人を痛めつけた。結局、鼻を傷めたブラデールは5回の開始を前に棄権した。
 自らが保持するWBOアジア・パシフィック王座の防衛を果たすとともに再起を飾ったチョンラタンは、46戦45勝(28KO)1敗。直近の10戦が4勝6敗だったブラデールは27戦19勝(6KO)9敗1分。