[海外ニュース]2012.10.23
北欧の巨人が凱旋
 WBO世界ヘビー級9位にランクされるロバート・エレニアス(フィンランド/独)が11月10日、生まれ故郷のヘルシンキ(フィンランド)で古豪シャーマン・ウィリアムス(バハマ/米)と対戦することになった。
 エレニアスは身長もリーチも約2メートルという大柄な選手で、プロ転向後は17戦全勝(11KO)をマーク。今春まではWBO1位、IBFでも上位に名を連ねていたが、昨年12月のディレック・チゾラ(ジンバブエ/英)で際どい判定勝ち後はブランクが続いていた。そのためランキングが急降下、辛うじてWBOで10傑に名前が残っているだけとなっている。
 対するウィリアムスは49戦35勝(19KO)11敗2分1無効試合の40歳。今年6月、チャウンシー・ウェリバー(米)に判定勝ちを収め、現在はWBC29位にランクされている。
 「北欧の悪夢」といわれるエレニアスの進撃が再び始まるか、注目したい。