これはデマルコのプロモーターを務めるゲイリー・ショウ氏がboxing sceneに語ったもの。同プロモーターは「条件さえ合えば」と前置きしたうえで、ブローナーが次戦を予定している11月3日に試合が組み込まれる可能性があるとしている。ブローナーの試合を放送するHBOテレビも前向きで、報酬面を含めた条件で合意に達すればすんなりと成立する可能性が高そうだ。
　サウスポーのデマルコは昨年10月、ホルヘ・リナレス(帝拳)との王座決定戦で逆転のTKO勝ちを収めて王座に返り咲きを果たし、2度の防衛も規定ラウンド内で終わらせている。31戦28勝(21KO)2敗1分。一方のブローナーは昨秋にWBOのスーパーフェザー級王座を獲得したが、今夏の2度目の防衛戦を前に体重超過の失態を犯してベルトを失ったばかり。「メイウェザーの再来」という最大級の賛辞を得ている23歳は、次戦はライト級に上げて戦うことを宣言していた。戦績は24戦全勝(20KO)。今後の交渉に注目したい。