[海外ニュース]2018.3.12
ウズベキスタンの五輪メダリスト2人がデビュー

 10日(日本時間11日)、米国ニューヨークのブルックリン、キング・シアターで行われたイベントで16年リオデジャネイロ五輪のメダリスト2人が揃ってプロデビュー戦に臨んだ。ともにウズベキスタン代表で、ひとりはウェルター級銀メダリストのシャフラム・ギヤソフ(24)、もうひとりはバンタム級銅メダリストのムロジョン・アフマダリエフ(23)。デビュー戦は6回戦として行われた。

 ウェルター級6回戦に臨んだギヤソフは開始ゴングと同時にサウスポーのニコラス・ベラスケス(亜)を攻め、左ボディブローでKO勝ちを収めた。この間、わずか15秒だった。ベラスケスは13戦10勝(3KO)3敗。フェザー級6回戦でダビド・パス(亜)と対戦したアフマダリエフは、サウスポーからワンツー、ボディブローを浴びせて1分8秒KO勝ちを飾った。17年8月にはリオ五輪バンタム級銀メダリストのシャクール・スティーブンソン(米)を相手に6回判定まで粘ったパスは10戦4勝5敗1分。ウズベキスタンはリオ五輪で金3、銀2、銅2を獲得して躍進したが、その勢力がプロにも押し寄せてきそうだ。