[海外ニュース]2018.1.20
米国ボクシング記者協会MVPにロマチェンコ
精密機械!

 ボクシング・ライタース・アソシエイション・オブ・アメリカ(BWAA=米国ボクシング記者協会)は19日、偉大な元ウェルター級&ミドル級王者の名を冠した2017年の年間最優秀選手賞「シュガー・レイ・ロビンソン賞」に、年間3度のTKO防衛を果たしたWBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ/米)を選んだ。

 MVP候補にはロマチェンコのほかにテレンス・クロフォード(米)、アンソニー・ジョシュア(英)、ミゲール・マイキー・ガルシア(米)、シーサケット・ソールンビサイ(タイ)が挙がっていたが、投票の結果、天才サウスポーが選ばれた。
 最優秀トレーナーに贈られる「エディ・ファッチ賞」には、ロマチェンコの父親でコーチでもあるアナトリー・ロマチェンコ氏が選出され、また最優秀マネージャーに贈られる「カス・ダマト賞」にはロマチェンコのマネージメントを担当するエギス・クリマス氏が選ばれた。ブレーンも含めロマチェンコは3冠を獲得したことになる。
 また、年間最高試合に相当する「モハメド・アリvsジョー・フレージャー賞」には、英国ウェンブリー・スタジアムに9万人の大観衆を集めて行われたダウン応酬の激闘、アンソニー・ジョシュア(英)対ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)のWBA(世界ボクシング協会)、IBF(国際ボクシング連盟)ヘビー級タイトルマッチが選ばれた。表彰式は4月に行われる。