[海外ニュース]2018.1.20
リオ五輪戦士オコリーが地域王座戦に出場
ヘビー級。ロンドン決戦。

 16年リオデジャネイロ五輪にヘビー級英国代表として出場した実績を持つローレンス・オコリー(25=英)が2月3日、英国ロンドンでWBA(世界ボクシング協会)コンチネンタル・クルーザー級王座決定戦(12回戦)に出場する。相手は9戦全勝(4KO)のアイザック・チャンバーレイン(23=英)。地域王座を獲得すれば世界ランク入りが見えてくるだけに注目のカードといえる。

 オコリーはリオ五輪では2回戦で敗退したが、WBA&IBF(国際ボクシング連盟)ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(英)らを擁するマッチルーム・ボクシングと契約を交わして17年3月にプロデビューした。5戦目で6回判定勝ちにとどまった以外は規定ラウンド内でけりをつけている(7戦全勝6KO)。相手のチャンバーレインも3連続KO中と勢いがあるだけに、先陣争いが楽しみだ。
 この日は、リオ五輪のチームメートでライトヘビー級銅メダリストのジョシュア・ブアチ(ガーナ/英)も出場を予定しており、9戦7勝(2KO)1敗1分のジョーダン・ジョセフ(英)と対戦する。ブアチは3戦全勝(2KO)。また、対戦相手は決まっていないが、元IBFバンタム級王者ポール・バトラー(英)、フライ級で世界挑戦経験のあるチャーリー・エドワーズ(英)も出場を予定している。