[海外ニュース]2018.1.4
2/3 傷ついた二人が帰ってくる

 2月3日、米国テキサス州コーパスクリスティではヒルベルト・ラミレス(26=メキシコ)対ハビブ・アーメド(ガーナ)のWBO(世界ボクシング機構)スーパーミドル級タイトルマッチと、ジェルウィン・アンカハス(26=比)対イスラエル・ゴンサレス(メキシコ)のIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級タイトルマッチが行われるが、前座にも興味深いカードが組まれている。

 ダブル世界戦の前には、昨年9月にラミレスに挑戦して惜敗したジェシー・ハート(米)が出場、トーマス・アウィンボノ(ガーナ)を相手に再起戦に臨む。また、元WBA(世界ボクシング協会)スーパーライト級暫定王者ホセ・ベナビデス(米)も出場を予定している。ベナビデスはウェルター級に転向後2連勝を収めていたが、16年8月に銃撃されて足を負傷、選手生命が危ぶまれていた。マシュー・ストロード(米)とのウェルター級8回戦が約1年半ぶりのリングとなる。このほか16年リオデジャネイロ五輪ライト級米国代表のテオフィモ・ロペス(米)も出場することになっている。