[海外ニュース]2017.12.7
3/3 ブルックが帰ってくる
ケル・ブルック

 前IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級王者ケル・ブルック(31=英)の再起戦が来年3月3日、出身地でもある英国シェフィールドで行われることになった。相手は未定だが、試合はスーパーウェルター級12回戦として挙行される予定だ。ブルックは昨年9月、ウェルター級王座を持ったままミドル級3団体王者ゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)に挑んだが5回TKO負け。今年5月にはエロール・スペンス(27=米)に11回TKO負けを喫してIBF王座を失った。

Sウェルター級で再起するブルック
 ブルックはゴロフキン戦で右の眼窩底骨折、スペンス戦では左の眼窩底骨折というケガを負い、休養状態が続いていた。今後はスーパーウェルター級を主戦場にしていく計画だ。エディ・ハーン・プロモーターは「階級を上げるにはベストのタイミングだと思う。きっと彼は2階級制覇を成し遂げるだろう」と期待を寄せている。38戦36勝(25KO)2敗。