[海外ニュース]2017.11.22
「ウェルター級を統一する」
エロール・スペンス

 IBF(国際ボクシング連盟)ウェルター級王者エロール・スペンス(27=米)の初防衛戦は来年1月20日、2階級制覇の実績を持つ前WBA(世界ボクシング協会)王者レイモント・ピーターソン(33=米)を相手に行われるが、開催地が米国ニューヨークのバークレイズ・センターに決まった。スペンスは「2018年にはウェルター級の王座を統一したい」と意気込んでいる。

王座統一に意欲をみせるスペンス
 サウスポーのスペンスは12年ロンドン五輪出場後にプロ転向を果たし、今年5月にケル・ブルック(英)を11回KOで下して王座についた。22戦全勝(19KO)。「この試合は私にとって真のテストになる。ピーターソンはベテランなので侮れない相手。でも、彼とはアマチュア時代にスパーリングをしたことがあり、手の内は知っている。2018年にはウェルター級王座を統一したいので、その目標を達成するためには乗り越えなくてはいけない」と話している。これに対しスペンスとの対戦プランが浮上したためにWBA王座を返上したピーターソンは「リングに戻ることができて嬉しい。これは私が望んだ試合でもある。すばらしい試合を披露できると思う」と自信をみせている。39戦35勝(17KO)3敗1分。