[前日計量]2017.9.15
八重樫を倒した男 V2戦
ミラン・メリンド

 今年5月に八重樫東(34=大橋)から3度のダウンを奪って1回TKO勝ち、IBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級正王者になったミラン・メリンド(29=比)の2度目の防衛戦が16日、元WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級王者で現IBFライトフライ級6位のヘッキー・バドラー(29=南ア)を相手にフィリピンのセブ市で行われる。15日、両者は公式計量に臨み、ともにリミット内でクリアした。

ミラン・メリンド

 メリンドは1回目の計量で109.2ポンド(約49.5キロ)で500グラム以上もオーバーだったが、再計量で108ポンド(約48.9キロ)のリミットまで落としてことなきを得た。バドラーは108ポンドだった。暫定王者時代から数えて2度目の防衛戦に臨むメリンドは38戦36勝(13KO)2敗、2階級制覇を狙うバドラーは33戦31勝(10KO)2敗。
  セミ格ではジョンリエル・カシメロ対ジョナス・スルタンのフィリピン人対決が行われ、勝者がIBFスーパーフライ級王座への指名挑戦権を獲得することになる。こちらはカシメロが115ポンド(約52.1キロ)のリミットちょうど、スルタンが114.7ポンド(約52.0キロ)だった。