[訃報]2017.2.23
世界に2度挑戦 ドミンゲス氏が死去

 ライト級で2度の世界挑戦経験を持つリカルド・ドミンゲス氏(メキシコ)が21日、大腸がんのためメキシコで亡くなった。ドミンゲス氏は01年3月に15歳でプロデビューし、いくつかの挫折を乗り越えて世界ランク入り。10年にWBCライト級、11年にIBFライト級王座に挑んだが、ウンベルト・ソト(メキシコ)、ミゲール・バスケス(メキシコ)にいずれも12回判定で敗れた。14年3月まで現役を続けたが、以後は闘病生活を送ってきた。フリオ・セサール・チャベスとチャベス・ジュニアが経済的援助をしてきたが、21日に息を引き取った。生涯戦績は50戦37勝(22KO)11敗2分。