[海外ニュース]2017.1.26
暫定王者ビボルの初防衛戦
 WBA(世界ボクシング協会)ライトヘビー級暫定王者ドミトリー・ビボル(26=キルギス/露)が2月23日、ロバート・ベリッジ(32=ニュージーランド)をロシアに招いて防衛戦を行うことになった。ビボルは昨年5月にプロ7戦目で暫定王座を獲得しており、その後のノンタイトル戦を挟んで初防衛戦を迎える。なお、現時点ではベリッジはWBAはじめ主要4団体すべてでトップ15位内に入っていない。
 ビボルはアマチュアを経て14年11月にプロデビュー。昨年5月、7戦目でフェリックス・バレラ(ドミニカ共和国)を下して暫定王者になった。8戦全勝(6KO)。一方のベリッジは35戦29勝(21KO)5敗1分と戦績はまずまずだが、14年8月から昨年7月までの7戦で現WBC1位のエレイデル・アルバレス(コロンビア/カナダ)ラを相手に4敗している。その後は2連勝と復調しているが、世界的な実績は皆無といえる。ちなみにWBAのライトヘビー級にはスーパー王者としてアンドレ・ウォード(米)が君臨し、レギュラー王座にはネイサン・クレバリー(英)がいる。