[海外ニュース]2017.1.24
ツェーゲの初防衛戦は入札
 WBA(世界ボクシング協会)は同団体のスーパーミドル級王者タイロン・ツェーゲ(24=独)と、3位にランクされる指名挑戦者アイザック・エクポ(34=ナイジェリア)両陣営に対し、今月31日にパナマシティのWBA本部で興行権入札を行うと通達した。WBAは昨年12月に30日間の対戦交渉期間を設けることを両陣営に伝えたが、期限内に合意に至らなかった。
 ツェーゲは昨年11月にジョバンニ・デ・カロリス(イタリア)に12回KO勝ちを収めて王座を獲得し、今年3月18日にポール・スミス(英)との初防衛戦を計画していた。しかし、スミスがランク外であることから承認を見送り、エクポとの指名防衛戦を優先するよう指令を出していた。最低入札額は20万ドル(約2260万円)となっており、落札額の75%が王者、25%が挑戦者の報酬となる。ツェーゲは20戦19勝(11KO)1分、13年10月のロバート・スティーグリッツ(露/独)に12回判定負けを喫して以来2度目の挑戦を狙うエクポは33戦31勝(24KO)2敗。