[海外ニュース]2017.1.10
グローブスに4度目の好機
ジョージ・グローブス
 WBA世界スーパーミドル級2位のジョージ・グローブス(28=英)が2月25日、英国で元王者で現1位のフェドル・チュディノフ(29=露)と同団体のスーパー王座決定戦を行うことが確定的となった。グローブスは4度目の世界挑戦となる。なお、WBAのスーパーミドル級にはレギュラー王者としてタイロン・ツェーゲ(24=独)が君臨している。
ジョージ・グローブス
 WBAのスーパーミドル級スーパー王座はフェリックス・シュトルム(独)が持っていたが、ドーピング検査の陽性反応を受けて返上、現在は空位になっている。WBAはグローブスとチュディノフ両陣営に対戦交渉を要求し、不調に終わった場合は1月5日に興行権入札を行うとしていた。チュディノフ側がメディアに明かしたところによると、両陣営は対戦合意に達したため入札は回避されたという。現在、試合は2月25日に英国ロンドン開催の線で進んでいる。グローブスは13年、14年、15年と続けて世界王座に挑んだが9回TKO負け、8回TKO負け、12回判定負けという結果に終わっている。28戦25勝(18KO)3敗。一方のチュディノフはシュトルムの前の王者で、戦績は15戦14勝(10KO)1敗。