[海外ニュース]2017.1.6
H級戦前座でサバイバルマッチ
 2月25日、米国アラバマ州バーミンガムのレガシー・アリーナで行われるWBC世界ヘビー級タイトルマッチ、王者デオンタイ・ワイルダー(31=米)対アンドレイ・ワウルジク(29=ポーランド)の前座で、世界挑戦に失敗した者同士のヘビー級サバイバルマッチが組まれた。
 ヘビー級10回戦として拳を交えるのは、現WBC7位のアルツール・スピルカ(ポーランド)と元世界ランカーのドミニク・ブリージール(米)。スピルカは昨年1月、ワイルダーに挑んで善戦したものの最後は右強打を直撃されて9回TKO負け。その試合でアゴを骨折したため1年のブランクができてしまった。22戦20勝(15KO)2敗。一方のブリージールは昨年6月、アンソニー・ジョシュア(英)の持つIBF王座に挑戦したが、7回TKO負けを喫した。こちらも再起戦となる。18戦17勝(15KO)1敗。トップ戦線に踏みとどまるのはサウスポーの変則派スピルカか、それとも身長201センチの元五輪戦士ブリージールか。