[海外ニュース]2017.1.6
コットが年内引退示唆
ミゲール・コット
 2017年が始まったばかりだが、4階級制覇の実績を持つ元世界王者ミゲール・コット(36=プエルトリコ)が年内での引退を示唆している。コットは2月25日に米国テキサス州フリスコでジェームス・カークランド(32=米)と対戦する予定で、そのあと1、2戦で現役を退くとしている。
ミゲール・コット
 コットは専門サイトboxingscene.comの取材に対し、「2017年が私にとってボクシングの最後の年になる」と答えている。理由としては「私の人生において最も大事なことは100%の父親であること、すばらしい爺ちゃんであることなんだ。家族が第一で、次がボクシング。私のキャリアは充実したものだったし、たくさんの試合もした。そろそろほかのことをする時期にきたと感じている」と話している。アントニオ・マルガリート(メキシコ)との2度にわたる白熱戦、マニー・パッキャオ(比)との激闘、さらにはフロイド・メイウェザー(米)戦、サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)戦など数々の名勝負を繰り広げてきたプエルトリコのヒーローの次戦は2月25日。もしもカークランドに敗れるようなことがあると、それがラストファイトになる可能性もありそうだ。