[海外ニュース]2016.12.13
バルガスが最高試合賞V2
フランシスコ・バルガス
 米国フロリダ州ハリウッドで開催されている第54回WBC総会で、2016年の年間最高試合にフランシスコ・バルガス(31=メキシコ)対オルランド・サリド(36=メキシコ)のスーパーフェザー級タイトルマッチが選ばれた。バルガスは昨年の三浦隆司(32=帝拳)戦でも同賞を受賞しており、2年連続の年間最高試合賞選手となった。
 この賞はWBCのサポートをしているビール会社テカーテとWBCが共同で選出しているもので、ほかにカルロス・クアドラス(メキシコ)対ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)のスーパーフライ級戦、ホルヘ・リナレス(帝拳)対アンソニー・クロラ(英)のライト級戦が候補に選ばれていた。バルガス対サリドは6月4日、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われ、激闘のすえ12回引き分けという結果に終わった。三浦戦に続く激戦のバルガスに対しWBCは休養勧告を出し、それに従いバルガスは次戦まで7ヵ月の期間をおくことになった。来年1月28日、バルガスはWBO暫定王者ミゲール・ベルチェル(メキシコ)とV2戦を行う。