[海外ニュース]2016.12.3
L級挑戦権獲得者は?
 IBF世界ライト級王者ロバート・イースター(25=米)に対する指名挑戦者決定戦、3位のリチャード・コーメイ(29=ガーナ)対5位デニス・シャフィコフ(31=露)の12回戦が2日(日本時間3日)、ロシアの首都モスクワで行われた。
 サウスポーのシャフィコフがパンチを上下に散らすなど好スタートを切ったが、パンチ力で勝るコーメイも反撃、試合は競った内容となった。ジャッジの見解も、ひとりが116対112でコーメイ、二者が116対112、115対113のスコアでシャフィコフを支持と分かれた。3度目の世界挑戦権を得たシャフィコフは41戦38勝(20KO)2敗1分。IBFからは来年6月中旬までに王座に挑戦することが約束されているが、イースターが1月下旬に米国オハイオ州トレドで初防衛戦を計画しているため、ここに入るかどうかは微妙だ。場合によってはV2戦で対戦ということになるかもしれない。9月の決定戦でイースターに惜敗しているコーメイは、またもスプリットの判定で敗れ、戦績は26戦24勝(22KO)2敗となった。