[海外ニュース]2016.11.8
五輪戦士がまたプロ転向
 今夏のリオ五輪でライト級ベスト8入りを果たしたカーロス・バルデラス(20=米)が、元ゴールデンボーイ・プロモーションズの代表リチャード・シェーファー氏が新たに興したリングスター・スポーツと契約を交わしてプロに転向することになった。
 バルデラスはリオ五輪では2回勝って準々決勝に進んだが、ラサロ・アルバレス(キューバ)に敗れてメダルを逃した。プロ転向に際しては他の大手からも勧誘を受けたようだが、「彼(シェーファー氏)は真面目で信頼できる人」としてリングスター・スポーツを選択したという。なお、兄のホセ・バルデラスも同社と契約を交わしており、兄弟は来年2月下旬にロサンゼルス地域でプロデビュー戦を行うことになりそうだ。バルデラスが出場したリオ五輪のライト級覇者ロブソン・コンセイサン(ブラジル)は、ひと足早く今月5日のプロデビュー戦を6回判定勝ちで飾ったばかり。バルデラスはプロで金メダリストを追い抜くことができるか。