試合はジョシュアの持つIBF王座の防衛戦として挙行される予定で、既報のとおり「12月10日、英国マンチェスター開催」が最有力とされる。ハーン・プロモーターは両陣営が対戦合意したと伝える一方、米国のテレビの調整が残っていると話している。現在、ヘビー級はタイソン・フューリー(英)の王座返上にともなってWBAとWBOの最高位が空位になっており、場合によってはジョシュア対クリチコがどちらかの王座決定戦を兼ねるというウルトラCの可能性もありそうだ。12年ロンドン五輪スーパーヘビー級金メダリストのジョシュアは17戦全KO勝ち。これが2度目の防衛戦になる。96年アトランタ五輪スーパーヘビー級金メダリストのクリチコは68戦64勝(53KO)4敗。すでにオッズは5対4でジョシュア有利と出ている。正式発表を待ちたい。