[海外ニュース]2016.10.16
マルチネス 12/3に再起戦
ローマン・マルチネス
 前WBO世界スーパーフェザー級王者ローマン・マルチネス(33=プエルトリコ)が12月3日、プエルトリコのバヤモンで同国人のレイ・オヘダ(27)と対戦することになった。今年6月、ワシル・ロマチェンコ(28=ウクライナ/米)に5回KO負けを喫して王座から陥落したマルチネスにとっては再起戦であると同時にライト級転向初戦となる。
ローマン・マルチネス
 「ロッキー」の異名で知られるマルチネスは09年以降、WBOのスーパーフェザー級王座を3度獲得したが、ロマチェンコ戦は完敗に終わり限界説も出ていた。しかし、本人は再起を選択、ライト級で再スタートをきることになった。35戦29勝(17KO)3敗3分。相手のオヘダはWBC中米カリブ王座などを獲得した実績を持っている。戦績は18戦全勝(9KO)。 ライト級は9月にWBC級王者だったホルヘ・リナレス(帝拳)がWBA王者のアンソニー・クロラ(英)に勝って2団体王者(WBCはダイヤモンド王者)になり、IBFでは同じく9月にスター候補のロバート・イースター(米)が戴冠。WBO王座にはテリー・フラナガン(英)が君臨している。