両者には過去に2度、対戦が決まっていながらキャンセルになった因縁がある。最初は2011年で、このときはブレーマーが負傷したため流れ、昨年はクレバリーが対戦を見送っている。そうした経緯を踏まえサウスポーのブレーマーは「これはファンが長いこと待ち望んだ試合だ。すばらしい試合にするために万全を尽くす」と決意を口にしている。50戦48勝(35KO)2敗。対するクレバリーは13年8月にセルゲイ・コバレフ(露/米)に4回TKO負けを喫してWBO王座を失ったあとクルーザー級に転向したが、再びライトヘビー級に戻している。32戦29勝(15KO)3敗。なお、21日にWBAはスーパー王者のコバレフとレギュラー王者のブレーマーに対して団体内の統一戦を行うよう指令を出しており、場合によってはリング外で王座の動きが出てくる可能性もある。