[海外ニュース]2016.6.25
フューリーが負傷 クリチコ戦延期
タイソン・フューリー
 ヘビー級のWBAスーパー王座とWBO王座の保持者、タイソン・フューリー(27=英)が24日、左足首を捻挫したことを公表。そのため7月9日に予定していた前王者ウラジミール・クリチコ(40=ウクライナ)との初防衛戦は延期されることになった。
タイソン・フューリー
 フューリーは24日、自身のSNSに紫色に変色して腫れた自分の左足首の写真を掲載。そのうえで「10日ほど前に走っているときに痛めた。病院でX線とMRIで撮ったら捻挫と診断された。6~7週間の安静を告げられた。というわけで試合は延期せざるを得なくなった。申し訳ない。回復しだい試合をするつもり」とコメントしている。
ウラジミール・クリチコ
 この知らせを受けたクリチコは「残念だね。私の多くのファンも楽しみにしていたので彼らに謝りたい。でも、ベルトを奪い返すのが数週間、先延ばしになったということさ」と気持ちを切り替えている様子だ。フューリーのケガの状態をみながら遠からず新たな日程が発表されるものと思われる。