[海外ニュース]2016.6.23
ハスキンスvsスチュワートは入札へ
リー・ハスキンス
 IBFは同団体の世界バンタム級王者リー・ハスキンス(32=英)の2度目の防衛戦に関して指名挑戦者スチュアート・ホール(36=英)との対戦を義務づけているが、その興行権入札が28日に予定されている。
リー・ハスキンス
 ハスキンスは昨年6月に岩佐亮佑(セレス)に6回TKO勝ちを収めて暫定王座を獲得し、11月に正王者ランディ・カバジェロ(米)との団体内統一戦を前に相手が計量で失格したため正王者に昇格。今年5月には3兄弟世界王者を狙ったイバン・モラレス(メキシコ)を大差の判定で下して初防衛を果たしている。36戦33勝(14KO)3敗。一方、12年7月にEBU欧州王座決定戦でハスキンスに判定負けを喫しているホールは、13年12月から14年6月までIBF王座に君臨した実績を持っている。26戦20勝(7KO)4敗2分。14年10月、王座決定戦でカバジェロに敗れてからは4連勝を収めている。巡り巡って世界の舞台で拳を交えることになったライバル。まずはイベント開催権の行方に注目したい。