[海外ニュース]2016.6.20
女子4王座の行方
 18日(日本時間19日)、ベネズエラのラグアイラではWBAのバンタム級戦など女子の4大世界戦が行われた。前座を含め7カードに出場した14選手に加えレフェリー、ジャッジもすべて女性という画期的なイベントの結果は――。
 WBA女子バンタム級戦は、王者のマジェルリン・リバス(ベネズエラ)がメラニア・ソロッチェ(スペイン)に2対1の10回判定勝ち、WBA女子ライトフライ級戦は王者ジェシカ・ポップ(亜)がナンシー・フランコ(メキシコ)に3対0の10回判定勝ちを収めた。また、WBO女子スーパーウェルター級王者のハンナ・ガブリエル(コスタリカ)はカティア・アルバリーニョ(ウルグアイ)を3回TKOで退けて防衛を果たすとともに、空位だったWBA王座も獲得した。さらにリンダ・レッカ(ペルー)対カロリーナ・アルバレス(ベネズエラ)のWBA女子スーパーフライ級戦は10回引き分けという結果に終わり、レッカが防衛を果たした。ただし、採点が98対92(レッカ)、95対95、100対92(アルバレス)に割れるなど問題も残した。