[海外ニュース]2016.6.17
コバレフvsウォードは11/19か
セルゲイ・コバレフ
 ライトヘビー級のWBA(スーパー)、IBF、WBO3団体王者セルゲイ・コバレフ(33=露/米)と、元WBA、WBC世界スーパーミドル級王者で現在はライトヘビー級上位にランクされるアンドレ・ウォード(32=米)の対決が、11月19日に米国ネバダ州ラスベガスで行われる可能性が高くなった。
セルゲイ・コバレフ
 専門サイトboxingscene.comが報じているもので、試合地と会場はラスベガスのT‐モバイル・アリーナが最有力という。試合はコバレフ側のメインイベンツ社とウォード側のロックネイション・スポーツの共催というかたちになりそうだが、後者の意向が強く反映された場合はニューヨーク開催の線も残っているようだ。ただし、その前にコバレフは7月11日にロシアのエカテリンブルグでイサック・チレンバ(マラウィ/南ア)を相手に8度目の防衛戦が決まっており、ウォードも7月下旬に前哨戦が計画されている。両者がこれをクリアしたあとで直接対決が正式発表されるものとみられている。コバレフは30戦29勝(26KO)1分、ウォードは29戦全勝(15KO)。強打者対技巧派の典型カードのオッズは、現時点では11対10でウォード有利と出ている。