ワイルダーは5月21日にロシアの首都モスクワで元WBA王者でWBCの指名挑戦者アレクサンデル・ポベトキン(露)とV4戦を行う予定だったが、直前になってポベトキンのドーピング違反が発覚。試合6日前に延期になった経緯がある。このため日程と相手を変えて防衛戦を行うことになった。6ヵ月の空白は09年にプロデビューしたワイルダーのキャリアのなかでは最長期間となる。36戦全勝(35KO)のワイルダーは「私と同じリングに上がるアレオーラには敬意を表するよ。でも、みんなは誰が真の王者か知っているし、私はそれを証明するつもりだ。長くてハードなトレーニングを続けてきたので、それをアレオーラにぶつけるつもりだ」と意気込みを口にした。