[前日計量]2016.6.11
L級暫定王座決定戦
 拳を負傷したホルヘ・リナレス(30=帝拳)の戦線離脱にともなうWBC世界ライト級暫定王座決定戦、1位デジャン・ズラツカニン(32=モンテネグロ)対5位フランクリン・ママニ(29=ボリビア)の12回戦は11日(日本時間12日)、米国ニューヨーク州ベローナで行われる。試合前日の10日、両選手が計量に臨んだ。
 暫定とはいえ勝てばモンテネグロ初の世界王者となるズラツカニンは134ポンド(約60.7キロ)、同じくボリビア初の快挙を狙うママニは133.5ポンド(約60.5キロ)と、ふたりとも軽めの体重だった。戦績はサウスポーのズラツカニンが21戦全勝(14KO)、2位のエミリアノ・マルシリ(イタリア)が体調不良を理由に出場を辞退したため試合まで2週間を切った時点で代役が決まったママニは24戦21勝(12KO)2敗1分。なお、この日のイベントではルスラン・プロドボニコフ(露)対ジョン・モリナ(米)、デメトリアス・アンドレイド(米)対ウィリー・ネルソン(米)、ウィリー・モンロー(米)対ジョン・トンプソン(米)といった注目ファイトも行われる。いずれの選手も規定体重内で問題なく計量をパスした。