[海外ニュース]2016.6.3
バルガス「激闘を見よ」
フランシスコ・バルガス
 WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者フランシスコ・バルガス(31=メキシコ)対3位オルランド・サリド(35=メキシコ)の12回戦は4日(日本時間5日)、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われる。試合を2日後に控えた2日、共同会見の席で両選手が意気込みを口にした。
フランシスコ・バルガス
 昨年11月、三浦隆司(帝拳)とダウン応酬の激闘のすえ9回TKO勝ちで王座をもぎ取ったバルガスは、「サリドが私と同じようにハードなトレーニングを積んできたことは知っている。私たちはファンにエキサイティングな試合を提供するつもりだ。見逃さないでくれ」と、激闘を約束。これに対し2階級制覇の実績を持つベテランのサリドは「多くの人の記憶に残るような試合をしたい。おそらく壮絶な戦いになるだろう。不可能を可能にして絶対に王座をオブレゴン(メキシコ=サリドの現在の居住地)に持ち帰る」と、固い決意を口にした。3日に計量が行われ、4日に決戦のゴングが鳴る。勝者と9月にも対戦が噂される三浦が観戦するこの試合、オッズは11対4でバルガス有利と出ている。戦績はバルガスが24戦23勝(17KO)1分、サリドが60戦43勝(30KO)13敗3分1無効試合。