[海外ニュース]2016.5.8
次々期挑戦権はプーレフに
クラブト・プーレフ
 IBF世界ヘビー級次々期挑戦者決定戦、6位クブラト・プーレフ(35=ブルガリア)対8位ディレック・チゾラ(32=ジンバブウェ/英)の12回戦は7日(日本時間8日)、ドイツのハンブルクで行われ、プーレフが2対1の判定勝ちを収めた。
クラブト・プーレフ
 体格で勝るプーレフが左ジャブを多用して先手をとり、着々とポイントを積み重ねた。後手にまわったチゾラは大きなパンチで逆転を狙うが、思ったような展開には持ち込めない。終盤に入ってチゾラが勝負に出たが、プーレフを崩すことはできなかった。採点は116対112、118対110で二者がプーレフを支持したが、もうひとりは逆に115対113でチゾラの勝利とつけていた。空位のEBU欧州ヘビー級王座を獲得するとともにIBF2位の座を確定させたプーレフは24戦23勝(12KO)1敗、チゾラは31戦25勝(17KO)6敗。
 前座には前WBA世界スーパーミドル級暫定王者ビンセント・フェイゲンブッツ(独)が登場、クリスプロ・ハビエル・アンディノ(亜)に3回TKO勝ちを収めた。再起を飾ったフェイゲンブッツは24戦22勝(20KO)2敗、アンディノは29戦19勝(10KO)9敗1分。