[メキシコ情報]2016.1.19
「結果を出す」とルイス
 2月27日に米国カリフォルニア州アナハイムでWBC世界スーパーバンタム級王者フリオ・セハ(23=メキシコ)に挑む6位のウーゴ・ルイス(29=メキシコ)が、「今回は油断なく戦い結果を出す」と意気込んでいる。
 元WBAバンタム級暫定王者のルイスは昨年8月、セハとのWBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦に臨み、3回に先制のダウンを奪ったものの詰め切れず、逆に5回にダウンを喫してTKO負けを宣せられた。半年後に雪辱のチャンスがまわってきただけに、ルイスのモチベーションは高いものがある。試合に備えメキシコのハリスコ州グアダラハラで集中トレーニングに励むルイスは、長谷川穂積(真正)と戦った経験を持つアルツロ・サントス(メキシコ)らとスパーリングをこなしている。「前回の試合では途中まで勝っていたというファンが大勢いるが、自分の思ったような結果にはならなかった。次は油断することなく戦い、理想的な結果を出したい」と意気込んでいる。ルイスは38戦35勝(31KO)3敗。戴冠後に正王者に昇格したセハは31戦30勝(27KO)1敗。