[海外ニュース]2016.1.9
3/26 ウォードvsバレラ 決定
アンドレ・ウォード
 前WBA、WBC世界スーパーミドル級王者アンドレ・ウォード(31=米)と、現IBF世界ライトヘビー級1位のサリバン・バレラ(33=キューバ/米)が3月26日、米国カリフォルニア州オークランドのオラクル・アリーナで対戦することになった。
アンドレ・ウォード
 ウォードは28戦全勝(15KO)の戦績を誇るが、この2年間は膝の故障やプロモーターとの摩擦などで試合枯れ状態になっている。1年前に新興のロックネイション・スポーツと契約を交わして6月の復帰戦を9回TKOで飾ったが、11月の試合は直前になって膝の故障でキャンセルした。いまはライトヘビー級に転向しており、年内にはセルゲイ・コバレフ(露/米)への挑戦が実現するものとみられている。対するバレラは昨年12月にカロ・ムラト(アルメニア/独)を5回KOで下してIBFの指名挑戦権を手に入れたばかりで、負ければ挑戦権を失うリスキーな戦いとなる。17戦全勝(12KO)。なお、両者の標的になっているコバレフは1月31日にジャン・パスカル(ハイチ/カナダ)の挑戦を受けることになっている。今年はライトヘビー級トップ戦線にも大きな動きがみられそうだ。