[海外ニュース]2016.1.4
第3戦は暗礁に
ローマン・マルチネス
 WBO世界スーパーフェザー級王者ローマン・マルチネス(32=プエルトリコ)対前王者オルランド・サリド(35=メキシコ)の第3戦が、交渉の詰めの段階にきて暗礁に乗り上げている。
ローマン・マルチネス
 マルチネスとサリドは昨年4月と9月に対戦し、初戦はマルチネスが判定勝ちで王座を奪取し、再戦は引き分けに終わった。それを受けて第3戦が計画され、WBOも承認した経緯がある。しかし、2月20日にプエルトリコで試合を挙行したい王者側に対し、サリド陣営は頑なに拒否の姿勢を示している。こうしたなかWBOはマルチネスに対し、サリドと同じサンフェル・プロモーションズのミゲール・ベルチェルト(メキシコ)との指名防衛戦をちらつかせており、興行権入札も指示している。今後の成り行きが注目される。