[海外ニュース]2015.10.19
前王者ピーターソンが再起
レイモント・ピーターソン
 前IBF世界スーパーライト級王者レイモント・ピーターソン(31=米)は17日(日本時間18日)、米国バージニア州フェアファックスでフェリックス・ディアス(31=ドミニカ共和国)と対戦し2対0の12回判定勝ちを収めた。
レイモント・ピーターソン
 ピーターソンは今年4月、「負けたらIBF王座剥奪」という条件のもとWBA、WBC王者ダニー・ガルシア(米)と無冠戦で対戦。終盤に追い上げたものの僅少差の判定負けを喫して王座を失った。これが再起戦だった。
 この日は08年北京五輪ライトウェルター級金メダリストでWBC8位にランクされるサウスポーのディアスに手を焼いたが、117対111、116対112、114対114の判定をものにした。辛うじて再起を果たしたピーターソンは38戦34勝(17KO)3敗1分。今後はウェルター級に上げて戦うことになりそうだ。ディアスは18戦17勝(8KO)1敗。前座ではレイモントの1歳下の弟アンソニー・ピーターソンがマイク・オリバー(米)に1回KO勝ちを収めている。ピーターソンは37戦36勝(24KO)1敗、オリバーは35戦26勝(8KO)7敗1分1無効試合。